BYOK(Bring Your Own Key)
あなた自身のAPIキーを使用。データ主権を完全に保証します。
AES-GCM暗号化
APIキーを軍事レベルの暗号化で保護。平文保存は一切なし。
監査ログ & 透明性
全動作をJSON形式で記録。いつでも追跡可能。
Row Level Security(RLS)
データベースレベルでのアクセス制御。他ユーザーからのアクセスを完全遮断。
BYOK(Bring Your Own Key)とは
BYOKは、お客様ご自身のAI APIキーを使用してコンテンツを生成する仕組みです。 これにより、データ主権とコスト管理を完全にコントロールできます。
対応プロバイダー
現在対応しているAI API:
- OpenAI(GPT-4、GPT-3.5等)- コンテンツ生成に使用
※ 今後、他のAIプロバイダー(Claude、Gemini等)にも対応予定
BYOKのメリット
💰 コスト透明性
AI APIの使用量をダイレクトに確認。予算管理が容易。
🔒 データ主権
あなたのAPIキー = あなたのデータ。第三者への依存を最小化。
⚡ 柔軟性
OpenAIのレートリミットやモデル選択を自由に設定。
🛡️ リスク分散
StoryWeaveのAPI障害に影響されない独立性。
セキュリティアーキテクチャ
1. APIキーの暗号化保存
お客様のAPIキーは、以下の手順で安全に保存されます:
- 入力時: HTTPS通信で暗号化されてサーバーに送信
- サーバー側: AES-GCM(256bit)方式で暗号化
- 暗号鍵はAWS KMSまたは環境変数で厳重管理
- 各APIキーに一意のIV(初期化ベクトル)を使用
- 改ざん検知機能(Authentication Tag)付き
- データベース保存: 暗号化されたバイナリデータとして保存(平文は一切保存されない)
- 使用時: コンテンツ生成時のみメモリ上で一時的に復号化
重要: 運営も、お客様のAPIキーを平文で閲覧することはできません。 暗号化されたデータのみがデータベースに保存されています。
2. Row Level Security(RLS)
Supabaseのデータベースでは、RLSにより以下の保護を実現:
- ユーザー分離: 各ユーザーは自分のデータのみアクセス可能
- SQLインジェクション対策: データベースレベルでクエリを検証
- 不正アクセス防止: 認証トークンと一致しないアクセスを自動ブロック
3. 監査ログ & 透明性
StoryWeaveは、すべての重要な動作をJSON形式で記録します:
- エージェントの判断内容: Analyst/Writer/Reviewer/Arbiterの各判定理由
- 生成内容: プロンプト、生成されたコンテンツ、タイムスタンプ
- API呼び出し履歴: OpenAI APIへのリクエスト・レスポンス(APIキーは記録されない)
- HITL承認記録: 人間が介入した履歴と判断理由
これらのログはダッシュボードからいつでも確認でき、監査・追跡が可能です。
データの流れ(BYOKの場合)
- 1設定画面でAPIキーを入力
HTTPS通信で暗号化されて送信
- 2StoryWeaveがAPIキーを暗号化して保存
AES-GCM方式でデータベースに格納
- 3コンテンツ生成時
StoryWeaveがAPIキーを復号化し、お客様のキーでOpenAI APIにリクエスト
- 4OpenAIから生成結果を受信
お客様のAPIキー経由でデータ取得(OpenAIの利用規約が適用)
- 5note/Brain/Tipsに投稿
お客様のアカウントで自動投稿
第三者への情報提供について
BYOK利用時、以下の事業者に情報が送信されます:
- OpenAI社: コンテンツ生成のため、プロンプトと生成結果が送信されます。OpenAIプライバシーポリシー
- note/Brain/Tips: 投稿コンテンツが各プラットフォームに送信されます。
詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。
その他のセキュリティ対策
自動安全弁(劣化検知・自己回復)
コンテンツ生成の成果が下がった場合、自動で検知し、モデルを再学習。 エラー時は縮退運転(基本機能のみ継続)で無人運転を継続します。
重複回避システム
SimHash、n-gram、埋め込み類似度を組み合わせ、同じテーマでの重複投稿を防止。 冷却期間を設けて品質を維持します。
HTTPS強制 & CORS設定
すべての通信をHTTPSで暗号化。CORS設定で不正なオリジンからのアクセスをブロック。
定期的なセキュリティレビュー
四半期ごとにセキュリティ監査を実施。脆弱性診断・ペネトレーションテストを定期実施。
お客様へのセキュリティ推奨事項
- APIキーの定期ローテーション: 3〜6ヶ月ごとにOpenAI APIキーを再生成することを推奨
- OpenAIの使用量モニタリング: OpenAIダッシュボードで異常な使用量がないか定期確認
- 強固なパスワード設定: StoryWeaveアカウントには複雑なパスワードと2FA(二要素認証)を推奨
- 生成コンテンツの確認: 公開前に必ず内容を確認し、意図しない情報が含まれていないかチェック
セキュリティに関するお問い合わせ
セキュリティ上の懸念や脆弱性を発見された場合は、速やかにご連絡ください。 責任ある開示にご協力いただいた方には、謝辞を表明させていただきます。
セキュリティ報告・お問い合わせ